マットレスの厚みはどれくらい必要?使い方別の目安と選び方

厚みのちがうマットレスが置かれた朝の明るい寝室

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マットレスを選ぼうとして、商品ページの「厚さ7cm」「厚さ17cm」という数字の前で止まってしまう。薄いと安いけれど大丈夫なのか、厚いほうが安心なのか、判断する物差しがないまま迷っていませんか。

在宅で仕事をする拓也さん(38歳)も、同じところでつまずきました。引っ越しでベッドを手放し、フローリングに直接マットレスを敷こうと考えたものの、薄手のものを敷いて床の硬さが伝わってこないか不安だったそうです。

厚みは、寝心地と値段、そして毎日の扱いやすさに直結します。厚ければ厚いほど良い、という単純な話でもありません。

この記事では、床に直接敷くなら何cmが目安かという結論から先にお伝えします。そのうえで薄型・標準・厚型の違い、床派とベッド派で必要な厚みが変わる理由、厚みと干しやすさ・収納の兼ね合いまで順番に見ていきます。厚みで失敗しないための材料をお渡しします。

目次

結論:床に直接敷くなら約10cm以上が一つの目安

先に結論からお伝えします。フローリングや畳に直接マットレスを敷くなら、厚みは約10cm以上を一つの目安に考えてください。

理由は「底つき」を避けるためです。底つきとは、横になったときに体が沈み込んで、マットレス越しに床の硬さを感じてしまう状態を指します。

薄いマットレスを床に直接敷くと、体のなかでいちばん重いお尻と腰が深く沈み込みます。すると下の床にぶつかるような感触が出て、せっかくのマットレスが床板のように感じられてしまうのです。

厚みがあれば、その沈み込みを受け止める余裕が生まれます。だから床に直接敷く使い方では、ある程度の厚みが安心につながります。

もちろん、ベッドフレームやすのこの上で使うなら話は変わります。下からの支えがあるぶん、床に直敷きするときほど厚みは必要ありません。まずは「自分は床に敷くのか、ベッドの上で使うのか」を決めることが、厚み選びの出発点になります。

ここから先は、厚みの区分ごとの特徴と、使い方別の目安をくわしく見ていきます。

フローリングに直接敷いた厚みのある無地マットレス

厚み別の特徴|薄型・標準・厚型のメリットとデメリット

マットレスの厚みは、おおまかに3つの区分でとらえると分かりやすいです。薄型・標準・厚型、それぞれに向いた使い方と、正直なところの弱点があります。

数字だけ並べてもイメージしにくいので、まずは区分の目安を整理します。

区分厚みの目安向いた使い方気をつけたい点
薄型約3〜7cmベッドや今ある寝具の上に重ねる。来客用。持ち運び。床への直敷きだと底つきを感じやすい。
標準約8〜12cmすのこベッドの上。床への直敷きの入り口。へたってくると床の硬さが出やすくなる。
厚型約13cm以上床への直敷きをしっかり受け止めたい。ベッドで上質な寝心地を求める。重くて動かしにくい。干す・立てかけるのに力がいる。

薄型(約3〜7cm)|重ねて使う・持ち運ぶなら

薄型は、軽くて扱いやすいのが持ち味です。今あるベッドや敷布団の上に重ねて寝心地を足したり、来客用にさっと出したりする使い方に向いています。

値段が手ごろで、たたんで押し入れにしまいやすいのも利点です。一人暮らしを始めたばかりの人が、とりあえず一枚という形で選ぶこともあります。

正直にお伝えすると、薄型を床に直接敷いて毎晩寝るのはおすすめしにくいです。約3〜7cmでは沈み込みを受け止めきれず、お尻や腰の下で底つきを感じやすくなります。

薄型は「単体で床に敷く主役」ではなく、「何かに重ねる脇役」と考えると、選び方を間違えにくくなります。

標準(約8〜12cm)|すのこベッド・床敷きの入り口

標準の厚みは、使い方の幅が広い区分です。すのこベッドやベッドフレームの上で使うぶんには、これくらいあれば多くの人が無理なく使えます。

床への直敷きも、約10cmを超えていれば一つの入り口になります。先ほどお伝えした「床なら約10cm以上」のラインに、ちょうど差しかかる厚みです。

気をつけたいのは、へたりです。中のウレタンが何年も使ううちにつぶれてくると、買った当初は問題なかった厚みでも、床の硬さが出てくることがあります。

標準を床に敷くなら、できれば下限ぎりぎりの約8cmより、約10〜12cmのほうに余裕を持たせておくと安心です。

厚型(約13cm以上)|直敷きをしっかり受け止めたい人へ

厚型は、床への直敷きでも底つきを感じにくく、ベッドの上ではホテルのような寝心地を出しやすい区分です。沈み込みを受け止める層に余裕があるので、体格がしっかりした人でも下まで沈みきりにくくなります。

その一方で、弱点もはっきりしています。厚いぶん重く、動かすのに力がいります。

立てて干したり、シーツを替えるために持ち上げたりする場面で、薄型のようには軽く扱えません。次の章で、この厚みと干しやすさ・収納の兼ね合いをくわしく見ていきます。

厚さだけでなく硬さの数字も気になる方は、マットレスの硬さ「ニュートン」の目安と選び方もあわせてご覧ください。

床に直接敷く人に必要な厚みは?底つきを避ける考え方

床派にとって、厚みは寝心地を左右するいちばん大事な要素です。下に支えがないぶん、マットレス自体が床の硬さをすべて引き受けることになるからです。

なぜ床敷きで厚みが要るのか、もう少し具体的に見てみます。人は寝ているあいだ、お尻と腰に体重の多くがかかります。

この重い部分が深く沈むと、薄いマットレスでは下の床にぶつかってしまう。これが底つきです。畳の上に薄い座布団を敷いて座ったときの、お尻が硬く感じるあの感覚に近いと言えます。

底つきを避けるには、沈み込みを受け止める厚みが必要になります。一つの目安が、くり返しお伝えしている約10cm以上です。

体格がしっかりした人は、さらに余裕を見ておくと安心です。外回りの営業でやや大柄な健一さん(45歳)のように体重がある場合、約10cmぎりぎりだと沈みきってしまうことがあるので、約13cm以上の厚型のほうが底つきしにくくなります。

逆に、軽めの人や子どもなら、約10cm前後でも底つきを感じにくいことが多いです。自分の体格と相談しながら、床派は「厚めに寄せておく」くらいの気持ちで選ぶと、失敗を減らせます。

厚みだけでなく、敷きっぱなしによる湿気も床派の悩みどころです。床とマットレスのあいだに湿気がこもりやすいので、マットレスの湿気・カビ対策もあわせて読んでおくと安心です。

厚みのちがいがわかる無地マットレスの側面

ベッドの上で使う人に必要な厚みは?フレームとの相性

ベッドフレームやすのこの上で使うなら、床派ほど厚みにこだわらなくて大丈夫です。下からの支えがあるぶん、底つきの心配が小さくなるからです。

理由は単純で、沈み込んだ先にあるのが硬い床ではなく、フレームの面やすのこだからです。マットレスがある程度沈んでも、その下できちんと支えてくれるので、床に直敷きするときのような「床にぶつかる感触」が出にくくなります。

ベッドで使う場合、標準の約8〜12cmあれば多くの人が快適に使えます。もっと上質な寝心地を求めるなら、約15cm以上の厚型を選ぶと、体を面で受け止めるような感触になります。

ここで一つ気をつけたいのが、フレームとの高さの相性です。厚いマットレスをベッドフレームに乗せると、寝る面が思ったより高くなります。

ベッドに腰かけたとき、足の裏がしっかり床につくくらいの高さだと、立ち座りが楽です。厚型を選ぶときは、フレームの高さとマットレスの厚みを足した合計を一度イメージしておくと、買ってから「高すぎた」と感じにくくなります。

すのこの上で使う場合は、すき間の幅にも目を向けてください。すのこの間隔が広いと、薄いマットレスでは板の当たりを背中に感じることがあります。すのこ派は標準以上の厚みを選んでおくと、板の感触が出にくくなります。

厚みと干しやすさ・収納の兼ね合い|厚いほど良いとは限らない

ここまで「床なら厚め」とお伝えしてきましたが、厚ければ厚いほど良いわけではありません。厚みには、毎日の扱いやすさという別の側面があります。

いちばん大きいのが重さです。厚型のマットレスは中身がたっぷり詰まっているぶん重く、女性が一人で立てかけたり、壁に干したりするのが大変なことがあります。

家事のあいまにマットレスを陰干ししたい恵子さん(52歳)にとっては、ここが見落とせない点です。どれだけ寝心地が良くても、重くて干せなければ湿気がこもりやすくなり、結局カビの心配がついて回ります。

収納も同じです。来客のときだけ片づけたい、ふだんは部屋を広く使いたいという人にとって、厚型はたためず立てかけるしかないことが多く、置き場所に困りがちです。

三つ折りにできるタイプなら、厚型でもたたんで収納したり、立てて干したりしやすくなります。毎日上げ下ろしする使い方なら、厚みと一緒に「折りたためるかどうか」も見ておくのがおすすめです。

正直に整理すると、厚型が向かない人もいます。マットレスを頻繁に動かす人、一人で扱うのが力的に難しい人、収納スペースが限られている人は、厚型のメリットより重さのデメリットが上回ることがあります。

そういう人は、無理に厚型を選ばず、標準の厚みで折りたためるタイプを選ぶ。あるいは、扱いやすさを優先して薄型をベッドに重ねる。こうした選び方のほうが、暮らしには合うこともあります。厚みは寝心地と扱いやすさのバランスで決めるもの、と覚えておいてください。

朝の窓辺で片づけられた清潔な寝室

厚みのある敷布団タイプという選択肢|雲のやすらぎプレミアム モデル3R

床に直接敷きたいけれど底つきは避けたい。けれど干したり片づけたりもしたい。その両方を一枚でかなえようとした一例として、雲のやすらぎプレミアム モデル3Rがあります。あくまで数あるマットレスのひとつとして、その特徴を見てみます。

このモデルは、ホテルのマットレス級のボリュームのある厚みが持ち味です。フローリングに直接敷いても底つきを感じにくいつくりで、まさに床派が気にする沈み込みを受け止めることを狙った設計になっています。

中の構造は、頭部・腰部・足部で硬さを変えるスリーゾーンフィット。いちばん沈み込みやすい腰のあたりには反発力の強いウレタンを使い、重い部分はしっかり、軽い部分はやさしく支える発想です。

敷布団タイプなので、ベッドがなくても床に敷いて使えます。日本製で、合うかどうかを試せる返金保証の仕組みも用意されています。

正直なところ、厚みのあるぶん軽くはありません。毎日の上げ下ろしが負担にならないか、干す場所を確保できるかは、購入前に一度イメージしておくのがおすすめです。保証の条件や日数、最新の価格は時期で変わる場合があるため、必ず公式ページでご確認ください。

公式ページで厚みと構造を確認する

よくある質問

マットレスの厚みは何cmあれば底つきしませんか?

床に直接敷くなら、約10cm以上を一つの目安にしてください。体格がしっかりした人は、より余裕を見て約13cm以上の厚型のほうが底つきしにくくなります。

ベッドフレームやすのこの上で使う場合は下からの支えがあるので、約8〜12cmの標準でも底つきは感じにくくなります。

薄いマットレスを床に直接敷いても大丈夫ですか?

約3〜7cmの薄型を床に直接敷いて毎晩寝るのは、おすすめしにくいです。沈み込みを受け止めきれず、お尻や腰の下で床の硬さを感じやすくなります。

薄型は、今あるベッドや敷布団の上に重ねて使うのが向いています。床に単体で敷くなら、標準以上の厚みを選んでおくと安心です。

厚いマットレスのデメリットは何ですか?

いちばんは重さです。厚型は中身がたっぷり詰まっているぶん重く、一人で立てかけたり干したりするのに力がいります。

たためないタイプだと収納にも困りがちです。マットレスを頻繁に動かす人や収納スペースが限られている人は、三つ折りにできるタイプを選ぶと扱いやすくなります。

ベッドで使うマットレスの厚みはどれくらいが目安ですか?

約8〜12cmの標準があれば、多くの人が快適に使えます。もっと上質な寝心地を求めるなら、約15cm以上の厚型も選択肢になります。

厚型を選ぶときは、フレームの高さとマットレスの厚みを足した合計が高くなりすぎないか、立ち座りのしやすさもあわせて確かめておくのがおすすめです。

まとめ|厚みは使い方と扱いやすさのバランスで決める

マットレスの厚みは、まず使い方で考えるのが近道です。床に直接敷くなら約10cm以上が一つの目安で、体格がある人は約13cm以上に寄せておくと底つきしにくくなります。

ベッドフレームやすのこの上で使うなら、下からの支えがあるので約8〜12cmの標準でも十分です。薄型の約3〜7cmは、床への直敷きより、今ある寝具に重ねる使い方に向いています。

そして、厚ければ厚いほど良いわけではありません。厚型は底つきに強い一方で重く、干す・たたむ・しまうという毎日の扱いでは負担になることがあります。

マットレスを頻繁に動かす人や収納が限られている人は、三つ折りにできるタイプを選んだり、扱いやすさを優先したりするほうが暮らしに合うこともあります。厚みは寝心地と扱いやすさのバランスで決めてください。

床に厚めの一枚を敷きたいと考えている方は、続けて雲のやすらぎはどこで買うのが安いかもご覧ください。販売店ごとの違いと保証の使い方まで整理しています。あなたの暮らしに合う一枚が見つかることを願っています。

雲のやすらぎプレミアム モデル3R

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