敷きパッドとベッドパッドの違いは?マットレスの上に敷く順番も紹介

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寝具売り場で、似たようなものが並んでいます。敷きパッド、ベッドパッド、マットレスパッド、プロテクター。名前は違うのに、見た目はどれも四角い布です。

先に答えを書きます。違いは「体の側に置くか、マットレスの側に置くか」だけです。

ここが分かると、売り場で迷わなくなります。

目次

いちばん短い説明

敷きパッドベッドパッド
置く位置シーツのシーツの
体に触れるか触れる触れない
主な役目肌ざわりと温度汗を吸う・厚みを足す
洗う頻度週1回季節に1回
厚み薄い厚め

敷きパッドは肌に触れるもの。ベッドパッドはマットレスを守るもの。役目が違うので、どちらか一方という話ではありません。

敷く順番

下から順に並べると、こうなります。

  1. マットレス
  2. ベッドパッド(マットレスを守る)
  3. ボックスシーツ(上の2つをまとめて包む)
  4. 敷きパッド(肌に触れる)

ボックスシーツが真ん中に来るのがポイントです。マットレスとベッドパッドを、まとめて包み込みます。

ですのでボックスシーツを買うときは、マットレスの厚み+ベッドパッドの厚みで測ってください。マットレス単体で測ると、角が浮きます。

敷布団の場合も同じです

ベッドではなく敷布団でも、考え方は変わりません。

敷布団 → ベッドパッド(または汗取りパッド)→ シーツ → 敷きパッド、の順です。名前が「ベッド」パッドなので迷いますが、敷布団にも使えます。

全部そろえる必要はありません

4枚重ねると聞くと、面倒に感じると思います。実際、全部要るわけではありません。

あなたの状況そろえるもの
とにかく簡単にしたいシーツ+敷きパッド
マットレスを長くもたせたいベッドパッド+シーツ
汗をかきやすい4枚すべて
夏だけ涼しくしたい敷きパッドを季節で替える

いちばん多い組み合わせは、シーツ+敷きパッドです。洗濯の手間と清潔さの釣り合いが取れます。ベッドパッドを足すかどうかは、マットレスをどれだけ長く使いたいかで決めてください。

ベッドパッドが要るのは、湿気の話

ここが、この記事でいちばんお伝えしたいところです。

寝ている間に出る水分は、上から下へ移動します。シーツを通り、マットレスの中へ入っていきます。マットレスは洗えません。干すのも大変です。だから、マットレスに届く前に受け止めるものが要ります。

それがベッドパッドの役目です。厚みがあるぶん、シーツより多く吸います。

季節に1回は外して干す

ベッドパッドは、シーツの下にあるため存在を忘れられがちです。

何年も敷きっぱなしにすると、吸った水分がそこにたまります。受け止める役目のものが、湿気の巣になるという逆転が起きます。

季節の変わり目、年に4回でかまいません。外して洗い、しっかり乾かしてください。洗濯表示で洗えないものは、風の通る日陰に半日置くだけでも違います。

敷きパッドは、季節で替えるもの

敷きパッドは肌に触れますので、季節ごとに素材を替えると寝心地が変わります。

季節向く素材ねらい
接触冷感・麻・綿ひんやり感と汗の吸収
春・秋綿・パイル1年を通して使いやすい
マイクロファイバー・ウール肌ざわりの暖かさ

冬の敷きパッドは、入った瞬間の冷たさをなくしてくれます。マットレスや掛け布団を買い替えるより、ずっと安く体感が変わる部分です。

ただし、マイクロファイバーは汗を吸いにくい素材です。冬でも汗をかく方は、綿混のものを選んでください。

紛らわしい名前の整理

呼び名正体
マットレスパッドベッドパッドとほぼ同じ意味で使われる
マットレストッパー寝心地を変える厚いもの。3〜5cmある
マットレスプロテクターマットレスを包んで守るカバー
汗取りパッド敷布団向けのベッドパッド

気をつけたいのはトッパーです。他とは別物です。

トッパーは、いま使っているマットレスの硬さや寝心地を変えるために乗せる、厚い層です。汗を吸うためのものではありません。

マットレスがへたってきたときの延命策として使われますが、底が沈んでいる状態にトッパーを乗せても、沈みは消えません。そこは買い替えの時期です。

組み合わせで、湿気の逃げ道を作る

重ねるほど清潔になるかというと、そうでもありません。

枚数が増えると、そのぶん空気が抜けにくくなります。重ねることと、通すことは両立させる必要があります。

  • 下側に風の通り道を作る(すのこ・除湿シート・ベッドフレーム)
  • 朝、掛け布団をめくっておく(30分でも違います)
  • 週1回、敷きパッドを外したまま数時間置く

2つ目が、いちばん手間のかからないやり方です。起きてすぐ布団をたたむと、湿気を閉じ込めることになります。

めくっておくだけ。それで水分が空気中へ抜けていきます。

マットレスそのものを見直す段階であれば、雲のやすらぎプレミアム敷布団の仕様を公式サイトで確認できます。

サイズの決め方

重ねるものが増えるほど、サイズの考え方が変わります。

測るもの
ベッドパッドマットレスの上面の幅と長さ
ボックスシーツ幅・長さ・厚み(+ベッドパッドの厚み)
敷きパッドマットレスの上面。多少小さくても使える

ボックスシーツだけ、厚みを測る必要があります。ここが失敗のほとんどです。

マットレスが20cmで、ベッドパッドが2cm。合計22cmです。シーツの対応厚みが「20cmまで」だと、角が浮きます。

迷ったら、対応厚みに少し余裕のあるものを選んでください。余ったぶんはマットレスの下に入り込むだけですが、足りないと毎朝はだけます。

洗う頻度の早見表

頻度忘れやすさ
枕カバー週1〜2回低い
敷きパッド週1回低い
ボックスシーツ週1回やや高い
ベッドパッド季節に1回いちばん忘れる
マットレス本体3か月に1回、向きを変える忘れる

下の2つを、季節の変わり目にまとめてやってしまうのが現実的です。

年に4回。寝具を入れ替えるついでに、ベッドパッドを洗い、マットレスの向きを変えるこの2つを組にしておくと、忘れなくなります。

洗い替えは何枚あればいいか

敷きパッドとシーツは、2枚ずつあると回ります。洗って乾くまでのあいだ、ベッドが空にならないためです。

ベッドパッドは1枚で足ります。季節に1回であれば、天気の良い日を選んで洗えば済みます。

季節の変わり目に、まとめてやること

寝具を入れ替える日は、年に2回あります。その日を使ってしまうのが、いちばん続きます。

  1. 敷きパッドを季節のものに替える
  2. ベッドパッドを外して洗う(または日陰に半日)
  3. マットレスの頭と足を入れ替える
  4. マットレスの底面を触って、湿っていないか確かめる
  5. しまう寝具は、完全に乾いてから袋へ

4つ目を1回やっておくと、自分の部屋の湿気の具合が分かります。しっとりしていたら、下に敷くものを見直す時期です。

この5つで、30分もかかりません。年に2回、30分。これでマットレスの寿命が変わります。

しまうときの注意

使わない季節の敷きパッドは、洗って乾かしてからしまってください。汗が残ったまま袋に入れると、次のシーズンに出したときのにおいになります。

圧縮袋は避けたほうが無難です。折り目に強い力がかかり、そこだけ繊維が潰れます。畳んで通気性のある袋に入れる程度で十分です。

よくある質問

敷きパッドだけでシーツを省けますか

省けます。実際、敷きパッドだけで使っている方は多くいます。ただしマットレスの側面が守られませんので、長く使いたい場合はシーツもあったほうが安心です。

ベッドパッドの上に直接寝てもいいですか

できますが、洗う頻度が変わります。ベッドパッドは厚みがあり、乾きにくい部類です。毎週洗うことになると手間ですので、上に洗いやすいものを1枚敷くほうが続きます。

ずれて困ります

四隅にゴムが付いているものを選んでください。ゴムのないタイプは、寝返りのたびに動きます。すでに持っているものなら、シーツクリップで留める手もあります。

順番を間違えるとどうなりますか

ベッドパッドを上にすると、厚いものを毎週洗うことになります。逆に敷きパッドを下にすると、肌ざわりの良さが活きません。どちらも壊れはしませんが、手間か快適さのどちらかを損します。

まとめ

  1. 敷きパッドはシーツの上、ベッドパッドはシーツの下
  2. 敷きパッドは肌ざわりと温度、ベッドパッドは汗を受け止める役目
  3. 全部そろえなくてよい。多いのはシーツ+敷きパッド
  4. ベッドパッドは季節に1回外して干す。忘れると湿気の巣になる
  5. トッパーは別物。へたりの延命には使えない

そして、朝は掛け布団をめくっておく。今日からできて、いちばん差が出る1つです。

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