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雲のやすらぎの三つ折りと3Rは同じシリーズなのに、片方は畳めて、片方は畳めない。しかも値段はほとんど変わらない。公式サイトの比較表を見て、ここで手が止まる人は多いはずです。
カタログの数字だけでは、自分にどちらが合うのか読み取れません。先に答えを書きます。寝心地より先に、毎朝畳むかどうかで決めてください。
この記事では、数字の違いを並べたうえで、どちらを選ぶと後悔しやすいかまで紹介します。
雲のやすらぎの三つ折りと3Rは違いは3つだけです

| 項目 | 三つ折り | モデル3R |
|---|---|---|
| 厚さ | 13cm | 23cm |
| 価格(シングル) | 46,800円 | 69,800円 |
| 重さ(シングル) | 8kg | 12.6kg |
| 構造 | 5層 | 5層 |
| 畳めるか | 畳めます | 畳めません |
出所は公式サイトの比較表(参照:2026-08-09)。価格は時期で動くため、最新は公式で確かめてください。
層の数は同じ5層です。
考え方は共通で、厚みの取り方が違うだけと見ることもできます。
厚さ10cmの差が、いちばん効いてきます
13cmと23cm。数字にすると10cmですが、寝床の上では別物になります。
厚さは、体重が乗ったときに残る余裕のことでもあります。沈み込んだ先に何センチ残っているかで、床のかたさを拾うかどうかが決まりました。
体重の重い人や、横向きで腰が沈みやすい人ほど、この余裕が要ります。逆に体重が軽ければ、13cmでも下まで届きません。
体重別の考え方は別記事に整理してあります。
5層構造は同じ。では何が違うのか
比較表を見ると、どちらも5層と書かれていました。ここで「中身は同じなのでは」と考える人もいるでしょう。
層の数は同じでも、1層あたりの厚みが違いました。13cmを5つに割るのと、23cmを5つに割るのとでは、1枚ずつの余裕が変わります。
体を支える中央の層に厚みがあるほど、沈み込んだあとに押し返す力が長く続きます。10cmの差は、この押し返しの余裕そのものでした。
逆に言えば、体重が軽くて沈み込みが浅い人は、この差を感じにくくなります。数字が大きいほど良い、という単純な話ではありません。
三つ折りには、もうひとつ利点があります
畳めるということは、ソファのように使えるということでもありました。
二つに折って背もたれにすれば、床に座る時間の長い部屋では重宝します。来客用として押し入れから出す使い方にも向きます。
3Rにこの融通はありません。敷いたら敷いたまま、動かすときは覚悟が要ります。
1年のうち何日使うか、という視点も入れてみてください。毎晩使うなら厚み優先、季節や来客で使い分けるなら畳めるほうが生きます。
4.6kgの差は、毎朝の動作に出ます
8kgと12.6kg。持ち上げてしまえばどちらも重いのですが、続けられるかどうかは別の話でした。
三つ折りは、名前のとおり畳んで立てられます。折り目で分かれているぶん、女性でも扱える範囲に収まります。3Rは一枚ものなので、畳めません。動かすなら引きずるか、壁に立てかけるかになります。
毎朝たたんで押し入れにしまう暮らしなら、三つ折り以外の選択肢はありません。
置き場所で見ると、答えが出やすくなります
| 寝床 | 向くほう | 理由 |
|---|---|---|
| 和室・毎朝たたむ | 三つ折り | 畳めないと生活が回りません |
| フローリングに敷きっぱなし | 3R | 厚みで床のかたさを拾いません |
| ベッドの上に敷く | 三つ折り | 23cmを足すと高くなりすぎます |
| 来客用・たまに使う | 三つ折り | しまいやすさが効きます |
| 体重が重め・横向き寝 | 3R | 沈んだ先の余裕が要ります |
ベッドの上に置く場合の注意はベッドの記事に書きました。厚さ23cmを足すと、ベッド柵より高くなることがあります。
価格差23,000円を、どう見るか
46,800円と69,800円。差は23,000円です。厚さ10cmと重さ4.6kgに、この額を払う価値があるかという問いになります。答えは寝床の形で変わりました。
- 床に直接敷くなら、厚みは寝心地に直結します。払う意味があります
- ベッドの上に足すなら、下にすでにマットレスがあります。厚みの効きめは薄れます
- 毎朝たたむなら、そもそも3Rは選べません。価格差の話になりません
言い換えると、この23,000円は「床のかたさを消すための費用」でした。床に直接敷かないなら、払う理由が減ります。
もう1つ、価格には時期の要素もあります。公式の比較表では、3Rに79,800円からの値引き表示が出ていました(参照:2026-08-09)。ただし値引きの有無は時期で変わります。差額を計算するときは、その日の表示で計算し直してください。
いまの価格とサイズは雲のやすらぎプレミアム敷布団の公式ページで確かめられます。
三つ折りで後悔しやすい人
体重が重めの人
13cmは、体重が乗ると沈みました。沈んだ先の余裕が少ないため、腰まわりが下まで届く感覚が出ることがあります。
折り目が気になる人
三つ折りには、必ず2本の折り目がありました。腰や背中に当たる位置に来ると、寝返りのたびに気になる人がいます。
敷きっぱなしにしていれば折り目は開いていきますが、毎朝たたむ使い方だと癖が残りました。
床に直接敷いて、床が硬い人
フローリングに直接敷く場合、厚みが足りないと床のかたさを拾います。畳の上なら13cmでも足りることが多いのですが、板の間は別です。
3Rで後悔しやすい人

収納する場所がない人
畳めない23cmの一枚は、押し入れに入りません。使わない季節も部屋に置いておくことになります。
ひとりで動かす自信がない人
12.6kgは、持ち上げるより引きずりたくなる重さです。ただし引きずると生地が傷みます。重さの実感は重さの記事に書きました。週1回の立てかけを続けられるかが分かれ目になります。
ベッドの上に足したい人
既存のマットレスに23cmを重ねると、寝床がかなり高くなります。ベッド柵から落ちる危険もあるため、この使い方は勧めません。
三つ折りを選んだ人が、あとから足すもの
13cmで少し物足りないと感じた場合、買い直す前にできることがあります。
- マットレストッパーを1枚重ねる。厚みを3〜5cm足せます
- 敷きパッドを厚手に替える。表層のあたりがやわらぎます
- 下にすのこを入れる。床のかたさを直に拾わなくなります
合計しても1万円前後で収まります。23,000円の差を埋める手段として、覚えておいて損はないでしょう。ただしトッパーを重ねると、畳んだときの厚みが増します。押し入れの奥行きを先に測っておいてください。
トッパーの考え方はトッパーの記事に整理しました。
3Rを選んだ人が、先に用意するもの
厚い一枚を床に置くなら、備えを2つそろえておくと安心です。
- 除湿シート。下面にたまる水分の行き先を作ります
- すのこ、またはすき間のあるフレーム。風の通り道になります
合計で1万円弱。本体69,800円に対して、この額をけちると数年後に沈みが早まりました。週1回の立てかけを続ける自信がないなら、最初からすのこを買っておくほうが確実です。
湿気の扱いは、三つ折りのほうが楽です
床に敷く寝具で避けられないのが、下面にたまる湿気です。
三つ折りは畳んで立てられるので、朝の数分で下面に風を通せます。3Rは壁に立てかける作業が要り、続けるには意志が要りました。
どちらを選んでも、除湿シートを1枚はさむのが安全です。直置きの対策は直置きの記事にまとめました。
同じシリーズの他のモデルも、いちおう見ておく
| モデル | 厚さ | 価格(S) | 重さ |
|---|---|---|---|
| 三つ折り | 13cm | 46,800円 | 8kg |
| オリジナル | 17cm | 44,800円 | 10.5kg |
| 敷布団 | 17cm | 44,800円 | 9.3kg |
| マットレスII | 18cm | 59,800円 | 13kg |
| モデル3R | 23cm | 69,800円 | 12.6kg |
出所は同じく公式サイトの比較表(参照:2026-08-09)。
この表を見ると、三つ折りは価格の割に薄く、オリジナルや敷布団のほうが厚みがあります。畳めることに2,000円払っている、という見方もできました。
逆に3Rは、いちばん厚くていちばん高い。厚みを最優先する人向けの位置づけです。
10年後を考えると、どちらが得か
価格差23,000円を、使う年数で割ってみます。
どちらも10年使えたとすると、三つ折りは1年あたり4,680円、3Rは6,980円。差は年2,300円ほどになりました。月に直せば200円足らずです。この数字だけ見れば、厚みを取るほうが合理的に見えます。
ただし前提が1つあります。使い続けられること。重くて動かせず、湿気を抱えたまま3年で沈んだなら、安いほうを丁寧に使ったほうが得でした。
買い替えの目安については買い替え時期の記事に書いてあります。
実際に届いたときの、置き方の手順
どちらを選んでも、開封してすぐ寝るのは避けてください。圧縮されて届くため、本来の厚みに戻るまで時間がかかります。
- 袋から出して、床に広げる
- そのまま半日から1日置いて、厚みが戻るのを待つ
- においが気になるなら、窓を開けて風を通す
- 使いはじめてから1週間は、毎朝めくって下面に風を当てる
とくに2番目を飛ばすと、硬すぎる・薄いという印象のまま初日を迎えます。本来の状態で判断できていない、ということになりました。
三つ折りは折り癖が付いた状態で届くこともあります。数日かけて開いていくので、初日の見た目で判断しないでください。
サイズはシングルでいいのか
ここまでシングルの数字で話を進めてきましたが、サイズを上げると重さも比例して増えます。
セミダブルやダブルにすると、3Rは15kgを超える計算になります。ひとりで動かすのは、かなり難しくなるでしょう。
逆に三つ折りなら、サイズが上がっても畳めば同じ扱い方ができます。大きいサイズを検討している人ほど、畳めるかどうかの差は大きくなりました。
サイズの選び方はサイズの記事にまとめてあります。
先に決めておくと、迷わない2つの数字
売り場やサイトを見る前に、この2つだけ手元に置いてください。
- いま使っている寝具の厚さ(つぶれた状態で測る)
- 朝、寝具をどこへ動かしているか(動かさないなら「動かさない」でOK)
1番目が10cm未満で、床のかたさを感じているなら厚いほうへ。2番目が「押し入れ」なら三つ折り以外に選びようがありません。
この2つで、たいていの人は3分で決まります。カタログを何時間眺めるより早く終わりました。
迷ったときの決め方は、この順番です
- 毎朝たたむ生活か。たたむなら三つ折りで決まりです
- 床は板か畳か。板の間で敷きっぱなしなら3Rが向きます
- ベッドの上に足すのか。足すなら三つ折り、それも厚みを抑えたものを
- 体重が70kgを超えるか。超えるなら厚いほうが余裕が出ます
1番目でほとんどの人が決まります。生活の形が先で、寝心地はそのあとでした。
買う直前に測っておく3か所

| 測る場所 | なぜ |
|---|---|
| 押し入れの奥行きと高さ | 三つ折りが入るか確かめます |
| 寝床から天井までの余裕 | ロフトや二段ベッドでは効いてきます |
| ベッドの座面高さ | 足したときの高さを計算します |
3つとも1分で終わります。買ったあとに「入らない」と気づくのが、いちばん痛い失敗でした。返品できたとしても、梱包し直して送る手間が残ります。
あなたの場合は、ここで分かれます
押し入れにしまう暮らしなら三つ折り。フローリングに敷きっぱなしで、体重が重めなら3R。この2つで大半が決まります。
どちらとも言えない場合は、いま使っている敷布団の厚さを測ってみてください。10cm未満で床のかたさが気になっているなら、厚いほうへ進む価値があります。
それでも決まらないときは、三つ折りから始めるのが安全です。合わなければトッパーで厚みを足せますが、逆に3Rを薄くすることはできません。
取り返しがつくほうを先に選ぶ。迷ったときの原則は、これで十分だと思います。
よくある質問
三つ折りは折り目から傷みませんか
折り目には毎日負荷がかかります。ただし層で分かれている作りなので、そこから裂けることは考えにくいでしょう。気になるなら、たたむ向きを月ごとに変えてください。
3Rは女性ひとりで扱えますか
12.6kgを持ち上げるのは大変ですが、壁に立てかけるだけなら片側を持ち上げて回す形でできます。毎日ではなく週1回と考えれば現実的です。
硬さは同じですか
層の構成は同じ5層ですが、厚みが違えば沈み方も変わります。硬さの感じ方については硬さの記事に体重別で書きました。
雲のやすらぎプレミアムの悪い評判にはどんなものがありますか
多いのは「重くて動かしにくい」と「最初にウレタンのにおいがした」の2つでした。どちらも厚みから来るもので、三つ折りを選べばどちらも軽くなります。
雲のやすらぎプレミアムは何年くらい持ちますか
年数の断定は避けます。腰が沈んだまま戻らなくなったら替えどきです。同じ場所に体重をかけ続けないよう、上下の向きを月ごとに入れ替えてください。
両方をベッドの上に敷くのは無理ですか
三つ折りならできます。3Rは高くなりすぎるので勧めません。ベッドで使う場合の注意は別記事を見てください。
どちらのほうが長くもちますか
使い方で変わるため、年数の断定は避けます。ただし湿気を抱えたまま使うと、どちらも早く沈みます。畳んで風を通せるぶん、三つ折りのほうが管理は楽でしょう。
まとめ
厚さ10cm、重さ4.6kg、価格23,000円。3つの差が、そのまま「畳めるか、畳めないか」に集約されていました。
寝心地から入ると迷いますが、生活の形から入れば答えは早く出ます。押し入れにしまうかどうか。そこが最初の分かれ道でした。
判断に要る材料はここまでで出しました。あとはメジャーを持って、押し入れの奥行きを測るだけです。
いまの価格とサイズは、雲のやすらぎプレミアム敷布団の公式ページで確かめてきてください。

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